そのアパート提案、本当に適切ですか?・・・家賃の決め方
2019年6月15日
こんにちは!
今日は全国的に雨で、明日の朝まで警戒が必要のようですね!
大和市はそこまでひどくならないようですが、外に出ているものが風で飛ばされないよう気を付けようと思います!!
さて、本日は前回の続きの
「そのアパート提案、本当に適切ですか?・・・家賃の決め方」
です!
今回はそのうちのアパートの賃料査定についてです。
家賃ってどのように決めていると思いますか?
最近ではインターネットが普及しているので、一般の方でも周辺で募集されている家賃相場は調べられると思います。
「物」の値段で例えると500mlペットボトルの「お水」大体いくらですか??
コンビニで買えばおおよそ100円、スーパーで買うと50円のものもあれば、85円のものもあります。
これも同じですよね?相場があるので、お水を300円で販売しても売れますか??
よっぽど何かない限り売れないと思います。
では、150円で売れますか?
有名なメーカーが販売している金額が100円なので、それを超える金額で販売するならばそれもやっぱり「付加価値」が必要なわけです。
では、アパートではどうでしょう?
お水ほど手軽に買う頻度があるわけではありませんが、引っ越したい人、賃貸を探している人はエリアによって差があるも、それなり需要は有ります。
では、そこで「選んでもらえる」ためには何が必要でしょうか?
ここがポイントです。
建築する側のメーカー等は、「利回り」を気にします。
それはそうです。建築していただくオーナー様に取って、アパートを建てる目的の多くが「利回り」だからです。
中には、相続の為など様々な理由がありますが、「利回り」を気にしない方は少ないでしょう。
自分がアパート建てるのであれば、少しでも多くの収入を得たい気持ちは誰でも同じですよね?
ですが、その「利回り」を重視するのと、「適正なアパートを建てる」のは別問題になります。
先程の例えに戻りますが、
極端な話をしますが、利回りを取るなら通常100円で販売されているお水を150円で販売する方法があります。
しかし、売れるお水を作るためには差別化する必要があるので、パッケージのデザインをこだわったり、水の品質を上げたり、おまけをつけたりと通常より原価がかかります。
そうすると利回りは下がります。
その上、とってもお金をかけて品質を上げたり、おまけをつけても、仮に300円出してお水を買う人は少なくなるわけです。
そのなんとなくの感覚や周りの価格、もっと言うと「どんな人が買うのか」ターゲットを絞ったり、どのような需要があるのか、他社の商品はどのようなものがあるのかなど総合的に考えた「バランス」が大切なのはお分かりいただけますでしょうか?
そのバランスを考えて建築頂いていますか??
是非とも今後建築される方にはご検討いただきたいです。
もちろん、当社ではその物件によって変わるバランスをアパート建築メーカーと協力してご提案差し上げます。
(パナソニックホームズ、大和ハウス、積水ハウス、その他地元工務店、ゼネコンなど)
お気軽にご相談ください!!
次回は一括借り上げについてです。